文科省担当者への面会 【2005.8.3】
2005年8月3日(日) 13:20〜14:20 衆議院第2議員会館会議室
参加者:藤田幸久衆議院議員、福田伸樹北区議会議員、野村代表、他11名

《文科省からの説明》

平成17年(2004年)の基本設計の中で、天気に左右されずに、ナショナルレベルの人がトレーニングできるように、屋根を付ける案が出た。
平成16年(2003年)の段階では、図面をまだ書いていなかったので、従来どおり5面を確保できると考えていたが、図面を書いてみて5面確保できないことが分かった。
屋根をつけると物理的に4面に成らざるを得ず、文科省は、はじめから4面にすると考えていたわけではない。

≫しかし平成16年(2003年)1月15日、渡辺課長の「未来永劫とまでは言わないが、現状は確保して行きたい」という一般利用3面確保の約束は反故になった。

《主な質疑応答》
Q: アスリートの利用計画は、どれくらい前から分かるのか?
スケジュールを明らかにしていただき、計画的に利用できるようにプログラムを示して欲しい。
A:
管理運営についてはJISSが担当する。
計画的にトレーニングするためには、年間を通しての借上げという形になる。テニス協会の意向によるものなので、何ともしがたい。
「今年度から使いたい」とテニス協会は言っているが、いつ使うのかという事については、まだ文科省には伝わっていない。
Q: 競技者団体の専用施設となるテニスコート2面についても、使っていない時は一般利用させて欲しい。
A:
センターと守る会の友好的な関係があるので、誠意を持って対応していきたい。 前向きに検討する。
平成13年(2000年)10月の申入れ事項により開放してきた経緯もあるので話し合いをしていきたい。

テニス協会の理事会では「国際的に向上させるためには4面欲しい」と言って来たが、文科省もJOCも「2面だ」と言ってきた。
文科省には「4面くれ」と圧力がかかってくる。
このような圧力は、他の色々な競技団体からもかかってくる。

Q: 少なくとも今までの利用形態に少しでも近づくような工夫をして欲しい。
要望として文科省は我々の意向を汲んで欲しい。
A:
専用施設だが、今までの経緯を踏まえ使わせてもらいたいという事はテニス協会に伝えて行きたい。
アスリートがこの地に来るのだから、練習見学会やスポーツ教室等を計画していきたい。
Q: 今の所Bテニスコートは大丈夫ですよね!?
A: 「以前そう言ったから」と言われても、状況が変わってくるので、何とも予想がつかない。この場で約束はできない。
新テニスコートの屋根までの高さは12mの予定。
平成17年(2005年)7月31日提案の屋上テニスコートの件については考えていない。